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2014.03.01

《提言》“今でしょ!”「最低賃金1,000円」でアベノミクスの成長戦略と格差是正の両立を

◆このチャンスしかない「最低賃金1,000円」の実現を

 2014年になり、アベノミクスの影響下、“深刻な人手不足”状態となり、「非正規労働者の賃金」は上がり続けているのです。その要因は、先が見えないために、企業は正社員ではなく非正規労働者であるパートや契約社員・派遣に拘っているからです。しかし、安倍政権は、あくまでも「正社員の賃上げだ」と、各企業に賃上げを要請しているのです。しかし、本当に実現すべきは、非正規労働者の賃上げなのです。その事由は、賃金が貯蓄に回りやすい正社員より、非正規労働者の賃上げ分が、貯蓄より消費に回る比率が高いというメリットもあるのです。それが曳いては、経済成長にも繋がり、同時に「格差是正」も実現することになるのです。非正規労働者の人手不足により、現実の賃金は「平均1,000円」に近づきつつある今しかないのです。また、すべての労働者を対象にするのではなく、65歳以上の公的年金の受給者については、高齢者雇用の促進として現状の最低賃金であるべきと考えます。

【ご参照】

●ブログ記事(2013/9/28日付)
 :『《提言》導入を目指してほしい“年齢別最低賃金”が高齢者雇用(生涯現役)を現実に』。
  URL  http://www.jsbb.jp/tg/25203/