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2014.01.24

《提言》「国家戦略特区」は地域のみでなく“業界”を対象にしてはどうか?

◆“業界”に基づく「国家戦略特区」の実現を

 アベノミクスの第3の矢として、「国家戦略特区」が規制改革の目玉として論議されています。それは、政府が地域を定め、大幅な規制緩和の実現を目指す政策です。「国家戦略特区」から岩盤規制の突破口を目指しているのです。しかし、当該特区は地域である必要があるのでしょうか?現在のわが国は、東日本大震災の復旧・復興、そして2020年の東京オリンピック等を控え、震災対策や建設業界において、“異常なまでの労働力不足”に喘いでいるのです。そこで、「提言」です。「国家戦略特区」を地域とは別に、業界を単位とするものにしてはどうでしょうか?例えば、「建設業界」を国家戦略特区に指定し、外国人労働者を7年間限定で受け入れるという提言です。岩盤規制の突破を、地域だけではなく、“業界”からも風穴を開けることも一考すべきではないでしょうか。