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2014.12.10

2015年の派遣法改正が廃案となり「雇用安定措置」が「抵触日対応」に

◆2015年の派遣法改正の廃案により「抵触日対応」に

 衆議院の解散により、2015年の「労働者派遣法改正案」は廃案となりました。それにより、2015年4月1日付施行予定は一転し、「抵触日」や「クーリング」の問題が出てきたのです。つまり、改正後に予定されていた「雇用安定措置」から一転し、「抵触日やクーリングの対応」を迫られることになるのです。従って、派遣先企業は、派遣について一歩後退せざるを得なくなったのです。「労働者派遣法改正案」は、2015年の通常国会に再提出される予測しますが、成立は早くても3月末になり、施行期日は秋になると目します。この一連の流れに基づけば、人材派遣会社にも方向転換が求められることになるのです。