2021.03.24

厚生労働省関係の主な制度変更（令和３年４月）について

　令和３年４月に実施される厚生労働省関係の主な制度変更のうち、雇用に関わる事項についてお知らせ致します。

【項目】
中途採用に関する環境整備
【内容】
常時雇用する労働者が301人以上の事業主に対して、「正規雇用労働者の採用者数に占める正規雇用労働者の中途採用者数の割合」の公表が義務となる。
【対象】
常時雇用する労働者数が301人以上の事業主
【リンク】
・正規雇用労働者の中途採用比率の公表

【項目】
事業主における70歳までの就業機会の確保の努力義務化
【内容】
65歳から70歳までの高年齢者就業確保措置（定年引上げ、継続雇用制度の導入、定年廃止、創業支援等措置（継続的に業務委託契約する制度、社会貢献活動に継続的に従事できる制度）の導入のいずれか）を講ずることが事業主の努力義務となる。
【対象】
高年齢者及び全ての事業主
【リンク】
・高年齢者雇用安定法改正の概要

【項目】
同一労働同一賃金（パートタイム・有期雇用労働法）（中小企業）
※大企業においては令和２年４月１日から施行済み
【内容】
令和３年４月から、正社員と非正規雇用労働者(パートタイム労働者・有期雇用労働者）との間の不合理な待遇差を禁止する。
【対象】
中小企業で働くパートタイム労働者及び有期雇用労働者とその使用者
【リンク】
・同一労働同一賃金特集ページ