2021.10.25
【提言】「新資本主義」で成長と分配を実現させるには決算賞与減税の導入を
岸田首相が掲げる「新しい資本主義」「令和版賃金倍増」「成長と分配」が波紋を広げています。
低成長の企業に賃金を上げろと言われても、企業側としては固定費の高騰は避けたいのが本音です。
このままでは、賃上げを求めても絵に描いた餅で終わってしまいます。
そこで、企業と労働者の新しい分配として決算賞与減税を導入してはどうでしょう。
利益を企業と労働者が分配し、労働者に分配した企業には決算賞与の全額や1/2を減税するのです。
これにより、企業にも固定費の高騰が避けられ、減税の恩恵も受けられます。
労働者に分配した企業にメリットがあるという、新しい資本主義になるでしょう。
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