2019.10.29

労使協定方式から請負化、派遣先均衡均等方式に動き出す派遣先企業様

　人材派遣に関して、派遣先企業様の同一労働同一賃金の対応に大きな変化が現れてきています。
　以前は「比較対象労働者の情報提供を避けたい」「派遣料金を抑えたい」との理由で労使協定方式を望まれている派遣先企業様が殆どでしたが、請負化や派遣先均衡均等方式へと変わってきています。

　また、人材派遣会社の皆様も、弁護士や社労士が開催する同一労働同一賃金の解説セミナーで「労使協定方式を選択しなければ人材派遣は生き残れない」との一方的な話で労使協定方式に進もうとした派遣会社が正しくメリットとデメリットを知ることで請負化、もしくは派遣先均衡均等へと大きく舵をきりつつあります。

　派遣先企業様、人材派遣会社様のどちらにも派遣先均衡均等方式や労使協定方式のメリットやデメリット、そして、リスクを正しく認識し選択していただきたいものです。