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2021.05.06

一般職業紹介状況(令和3年3月分及び令和2年度分)について

厚生労働省は一般職業紹介状況(令和3年3月分及び令和2年度分)について発表しました。

【ポイント】
○令和3年3月の有効求人倍率は1.10倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇。
○令和3年3月の新規求人倍率は1.99倍で、前月に比べて0.11ポイント上昇。
○令和2年度平均の有効求人倍率は1.10倍で、前年度に比べて0.45ポイント低下。

 厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
 令和3年3月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。
 新規求人倍率(季節調整値)は1.99倍となり、前月を0.11ポイント上回りました。
 正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.84倍となり、前月を0.02ポイント上回りました。
 3月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.6%増となり、有効求職者(同)は0.4%増となりました。
 3月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると0.7%減となりました。これを産業別にみると、建設業(16.3%増)、製造業(8.5%増)、サービス業(他に分類されないもの)(7.0%増)などで増加となり、生活関連サービス業,娯楽業(14.8%減)、卸売業,小売業(12.6%減)、情報通信業(11.0%減)などで減少となりました。
 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.70倍、最低は沖縄の0.76倍、受理地別では、最高は福井県1.62倍、最低は沖縄県の0.69倍となりました。
 令和2年度平均の有効求人倍率は1.10倍となり、前年度の1.55倍を0.45ポイント下回りました。
 令和2年度平均の有効求人は前年度に比べ22.3%減となり、有効求職者は9.8%増となりました。