2022.10.28
一般職業紹介状況(令和4年9月分)について
厚生労働省は一般職業紹介状況(令和4年9月分)について発表しました。
【ポイント】
○令和4年9月の有効求人倍率は1.34倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇。
○令和4年9月の新規求人倍率は2.27倍で、前月に比べて0.05ポイント低下。
厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
令和4年9月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍となり、前月を0.02ポイント上回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.27倍となり、前月を0.05ポイント下回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。
9月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.9%増となり、有効求職者(同)は0.8%減となりました。
9月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると9.8%増となりました。
これを産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業(29.5%増)、生活関連サービス業,娯楽業(22.3%増)、卸売業,小売業(12.7%増)などで増加となり、建設業(0.8%減)、教育,学習支援業(0.4%減)で減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の2.12倍、最低は沖縄県の1.07倍、受理地別では、最高は福井県の1.97倍、最低は神奈川県の0.92倍となりました。
【参照リンク】
厚生労働省:一般職業紹介状況(令和4年9月分)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28728.html