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2011.12.16

外食産業業界団体の「年金問題反対集会」は論点が間違っている

◆外食産業業界団体は本質を見直して欲しい

 外食産業の業界団体が、「社会保障と税の一体改革」における“パート労働者の厚生年金加入拡大(週労働30時間⇒同20時間)”に反対する集会を実施しました。しかし、本質を考えると不思議な行動と言えます。外食産業は、「厚生年金の第3号」を活用したコストカットの労働力です。これは、実質的に国民が負担しているのです。国民負担による企業収益なのです。外食産業は、国民負担による企業収益から脱皮していただきたいものです。