2011.01.06
「契約社員」採用の大半企業が気付いていない“2年11ヶ月問題”
◆「自社方針」決定が急務の“2年11ヶ月問題”
契約社員(期間工)の“2年11ヶ月問題”に気付いていない企業は、大半を占めているのは問題です。その本質を理解しているのは、大手有名企業の一部に過ぎないのです。また、「法律」が存在しないので、全く軽視している企業が多いのも現実です。では、なぜ大手有名企業は「自主ルール」までをも堅持して遵守しているのでしょうか?答えは簡単です。“3年”超の雇用時点で裁判や労働争議に発展すれば、企業側に勝ち目が無いからです。現在のところは、最高裁の判例法理を基準にしたものと理解していただければいいでしょう。
Category:労働契約法