2011.05.16
契約社員の“2年11ヶ月問題”に悩む大手企業 【第1600号】
◆大手企業を悩ます「2年11ヶ月問題」
自動車業界を含む製造業において、従前の「2009年問題」の流れをくみ、“2012年問題(2年11ヶ月問題)”が目前に迫って来ています。自動車業界ではこの問題を真剣に捉え、対応策を模索している企業もあるのですが、多くの業界では当該問題に対しての理解力が薄いのも事実なのです。
◆「2年11ヶ月問題」は労務問題の根源に
2009年問題とは異なり、「2年11ヶ月問題」は“労務問題”なのです。均衡待遇は、今後の労務問題として避けては通れない問題になっていることを、きちんと理解していただきたいものです。
Category:労働契約法