2011.08.18
“2012年問題=2年11ヶ月問題”の対応は隠れた社会問題に
◆「3年ルール(2年11ヶ月問題)」は新たな社会問題に
押し迫って来た“<strong>2年11ヶ月問題(2012年問題)”は、「格差問題」の序曲になるのではないでしょうか。2年11ヶ月後に発生する「雇止め」と、急速な製造業の生産回復により、「雇止め」と“雇入れ”が混在することになるのです。これは、“雇入れ”をしている時の「雇止め」で、労働者からの「なぜ私たちが雇止めになるのか・・」に対する問題なのです。リーマンショック以降の「雇止め」に関しては、労働者が非常にシビアになっているからです。通勤労働者なら問題も軽いのですが、入寮労働者の場合は“仕事と部屋”を同時に失うのです。従って、リーマンショック時の再現になる可能性も秘めているのです。これらを含めて、「2年11ヶ月問題」を真剣に考えていただきたいものです。
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Category:労働契約法