2010.02.15
厚生労働省 職業安定局が『人材サービス総合サイト』を開設
◆厚生労働省の『人材サービス総合サイト』開設に際して
今回の『人材サービス総合検索サイト』
http://trial.jinzai-sougou.go.jp/の目的は、一体何のためなのでしょうか?
◆『人材サービス総合サイト』は誰のために
当該サイトは、厚生労働省の「色分け」に使われるのでしょうか?また、「行政処分企業(派遣元事業主)リスト」の公表は、応募者に対して「当該企業は処分を受けました」との告知の為なのでしょうか?しかも、当該リストが派遣法制定の「昭和61年以降の行政処分リスト」の公表としている意味は?一回でも行政処分を受けた会社に対して、「たとえ今は法令遵守していても許さない」との発想であり、20年以上前でも“前科持ち”になるのでしょうか?厚生労働省の基本スタンスは、単に応募者の方に行政処分企業を公表したいだけなのでしょうか?それとも、「この指導監督の総責任は厚生労働省に存在する」ということを改めて誇示されたいという意向なのでしょうか?
◆『人材サービス総合サイト』は業界のガラス張り化・・・・
当該サイトの運用開始はまだですが、人材サービス企業とっては素晴らしいサイトかもしれません。しかし、当該サイトでは派遣会社を登録し、業務間の流れの“可視化”目的以外考えられません。そして、派遣会社で問題が発生し、改善命令等を受ければ、過去から現在までガラス張りとなり、可視化するのです。
Category:労働者派遣法