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2013.05.15

2013年の『改正労働契約法(有期労働契約)』で「契約社員」から多様化した正社員に

◆「期間の定めなし」が生み出す多様化した正社員

 2013年の『改正労働契約法(有期労働契約)』の施行(4/1日付)により、企業の職制は多様化されていくことになるのです。今までの正社員の他、「契約社員」から移行した正社員、「パート正社員」や「職種別正社員」、そして「事業所正社員」等、今までの大手企業の総合職と専門職と同様、多様な職制区分を生み出すことになるでしょう。そして多様化した社員制度が求められることになるのです。多様化した社員制度の「格差是正」は、また今後、「同一価値労働同一賃金」という新たな問題を生み出すことになるのです。ひと口に「直接雇用」と言っても、今後も大きな問題を孕んでいると言っても過言ではないのです。