2013.11.08
2014年の派遣法改正案のポイントは「事業規制」と「雇用規制」を正しく分離して論議すべきでは
◆2014年の派遣法改正のポイントは
2014年の派遣法改正を目指し、厚生労働省(労働政策審議会)では、「労働者派遣法」の改正論議を進めています。しかし、今回の労政審議会の素案は、現行の労働者派遣法とは根本的に違うのです。それは、「事業規制」と「雇用規制」のバランスが変わっていることにあるのです。2014年の派遣法改正案は、“事業規制は緩和され、雇用規制が強化されている”ことにあるのです。しかし、マスコミ報道は、「事業規制」に焦点を当て過ぎているのです。残念ながら、マスコミは「雇用規制」については触れていないのです。事業規制が緩和されても、雇用規制が強化されれば、“本質的には規制強化となる”のです。
Category:労働者派遣法