2014.11.05
2015年の派遣法改正による「雇用安定措置」にて「直接雇用の申入れ」の実効性はどうなのか?
◆「直接雇用の申込み」の実効性はどうなのか?
今臨時国会で、2015年の「労働者派遣法改正案」が審議入りしました。安倍総理や塩崎厚生労働大臣による答弁では、「正社員への道」と、雇用安定措置における「派遣先への直接雇用の依頼」を指しているのです。しかし、どこに「正社員」と明記してあるのでしょうか?従来どおりの「契約社員」になるだけではないでしょうか。野党も、政府答弁に対してなぜもっと深く質問をしないのでしょうか?問題点をきちんと理解した上で、それらについて明確にすることは、野党にも大きな責任があるのではないでしょうか。
Category:労働者派遣法