2010.10.11

製造業の「経営努力」は“生産革新による生産性向上”で

◆“生産性向上”が最大のコストダウン

　国内製造業は、「円高」対応でコストダウンが急務になってきています。製造業は、「コストダウン」を人材派遣の“賃金格差”で行い、“生産性向上”を忘れつつあります。国内製造業の生き残りには“新しい技術”が必要ですが、一朝一夕でできるものではありません。ならば、製造業にとっては“新しいものづくり”を追及すべきではないでしょうか。即ち、企業は国内の技術やノウハウを集結し、世界最先端の“ものづくり立国”を目指していくべきです。先ずは、「設計」から「加工」や「組立」に至るまでを、現在の半分に。そして、そのまた半分と。生産性向上によって国内製造業は“品質”で世界一を、そして“生産性”でも世界一を目指していただきたいものです。