2012.06.20
「非正規労働者(契約社員・派遣社員)の人手不足」が日本経済成長の足かせに
◆深刻な非正規労働者の人手不足
国内経済は“非正規労働者(契約社員・派遣社員)の人手不足”により、事業活動に支障が出始めています。企業としては、円高による海外移転を模索している会社も増加しているのです。その為、「正社員のリストラ」も継続している現状です。「正社員のリストラ」を推進しているが為に、「正社員雇用」に踏み切れないでいるのです。従って、非正規労働者(契約社員や派遣社員)を導入したいのですが、直接雇用の契約社員も派遣社員も集まらないのが直面する課題です。それほどまでに、非正規労働者には“契約社員離れ”や“派遣離れ”が加速しているのです。こうした事情が、企業の足かせとなっている雇用情勢を、政府や厚生労働省は次の政策として臨んでいただきたいのです。