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2012.06.21

厚生労働省の狙いは「有期雇用」から“無期雇用への転換推進”で非正規労働者を削減に

◆「有期雇用」から“無期雇用”へ

 厚生労働省の真の狙いは、「有期雇用」から“無期雇用への転換推進”にあるのは明らかです。これまで、非正規雇用問題で叩かれた厚生労働省は、「改正労働者派遣法」の成立・公布にとどまらず、今後の「労働契約法改正(有期労働契約)」や「パートタイム労働法改正」を目論み、“無期雇用化”を目指しているのです。それは、まるで過日、社会問題化して7月から禁止となる“レバー刺し”と同じではないでしょうか。企業や人材派遣会社がいくら求めても、あるいは、世間が非難を浴びせても、厚労省は規制強化で“自らの保身”にひたすら邁進するだけでしょう。