2013.10.04
人材派遣業界が派遣法違反に当たる「特定行為(事前面接)」を続ける理由とは
◆派遣法違反の「特定行為(事前面接)」を続ける理由は
人材派遣業界において、公然と行われている派遣法違反行為のひとつに「特定行為(事前面接)」があります。人材派遣会社は、「派遣社員と派遣先のマッチングのため」等との大義のもと、公然と違反行為を続けているのが実態です。また、特定行為(事前面接)に対して、厚生労働省(労働局)は真剣な調査を実施せず、黙認状態なのです。不思議に思うのは、厚生労働省(労働局)が黙認しているにも関わらず、労働者派遣法では「認められない」と頑なに否認しているのです。その背景には、労働者派遣法が制定された時点で、労働組合の駆け引きにあったのかもしれません。厚生労働省が特定行為を否認するならば、もう黙認をやめて、適正な行政指導の実施を望みたいものです。
Category:派遣