2013.10.21
エンジニア(技術者)派遣を受け入れている派遣先企業は「本当に労働者なのか」の確認を
◆エンジニアが「個人事業主」なら重大問題に
派遣先企業が知らない間に、労働者供給に関わっているという事態があるのです。そして、派遣法違反や職業安定法違反に問われる可能性があるのです。それは、派遣労働者である筈のエンジニアが、「個人事業主」である場合が散見されるからです。もし派遣労働者が個人事業主なら、人材派遣会社は、当該個人事業主と「請負契約」もしくは「委託契約」を締結していることになります。これによって、派遣先企業は請負契約に基づく「個人事業主」に対し、派遣契約のように指揮命令を実施していれば、紛れも無く「労働者供給」に相当する為、派遣法違反や職業安定法違反になるのです。こうしたケースは、重大な違反行為になると知っておいていただきたいのです。
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