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2010.08.06

出先機関(支店・営業所)では難しい“政令(専門)26業務”

◆業務が画一化されていない派遣先企業での難しさ

 労働者派遣法における“政令業務(専門業務)”は、出先機関(支店・営業所)では相当に困難なのです。なぜなら、業務が画一化されていないからです。画一化されていないということは、業務範囲の多様化によって、そこには“一般事務派遣化”してしまうリスクが存在するからなのです。また、大手企業の出先機関は、本社から離れている為に実態把握が難しいのも現実です。それは、近々の労働局の行政指導において、多くの“出先機関”が該当していることでも判ります。派遣先企業にとっては、出先機関における“労働者派遣の適正化”が望まれるばかりです。