2015.06.26
厚生労働省(労働局)のターゲットは「特定派遣の適正化」そして「SES(システムエンジニアリングサービス)への立入監査」
◆厚生労働省(労働局)に狙われる「IT(ソフトウェア)業界の多層構造」
2015年の「労働者派遣法改正案」が衆議院を通過し、参議院に送られました。これで、『改正労働者派遣法』の可決・成立が確実になりつつあるのです。即ち、これは当該『改正法』で、「特定派遣の廃止」や「政令26業務(専門26業務)の廃止」が確実になったことを意味しているのです。そして、厚生労働省(労働局)は、今回の派遣法改正に合わせて、“特定派遣事業者の適正化(いわゆる特定派遣事業者適正化プラン)”を継続実施しているのです。更にそれに加え、「SES」に対する調査も実施し、数多くの「行政処分(派遣法違反)」が発令されているのです。「IT(ソフトウェア)業界」の皆様には、この現実を正しく認識していただきたいものです。
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