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2010.12.13

企業担当者が“派遣社員は部下”と捉えた時点から“派遣法違反”の恐れ

◆「派遣社員を部下」と捉えない企業風土が重要

 派遣先企業に「派遣社員」が配属されると、おしなべて担当者は当該派遣社員を部下として対応する嫌いがありますが、そこに大きな落とし穴が存在するのです。当初は「業務内容」を順守しながらスタートしますが、「派遣社員」と徐々にコミュニケーションが深まるにつれ、次々と“業務外の仕事”を依頼してしまう事態を招くのです。こうした事態は“派遣社員を部下”と捉えた時が起点になり得ますので、派遣先企業は相当な注意を払う必要が求められるのです。