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2010.12.17

短期化が更に進む“派遣社員の契約期間”

◆更に進む「契約期間」の短期化

 金融不況後の「派遣契約」について、“短期化”が進行しています。その最大要因は、厚生労働省の“日雇い派遣の指針”と金融不況に伴った“契約期間内解除(雇止め)”によるトラブルなのです。これまで「3ヶ月間」とか「6ヶ月間」の更新で継続していた業種や企業は、リスク回避の為に“1ヶ月更新”や“2ヶ月更新”に転換してきているのです。厚生労働省の指針により、派遣の契約期間が短期化したのです。「雇用安定」を目指す指針が、残念なことに“雇用の不安定化”を招いているのです。