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2011.02.11

派遣契約に多い「意見書」の未整備

◆「意見書」の重要性

 派遣先及び派遣元企業の両者共に「派遣先管理台帳」や「派遣元管理台帳」の整備は実施されているのですが、“意見書”の存在を失念されている企業が目につきます。自由化業務の派遣契約は3年間可能ですが、それはあくまでも「意見書」が存在して初めて認められるものであることを再認識していただきたいものです。

◆「意見書」とは

 この「意見書」とは、派遣先において1年を超える派遣受入期間を定める労働者派遣契約を締結しようとする場合、派遣先の過半数代表者への派遣受入期間についての意見聴取通知書に対し、当該過半数代表者から異議の有無等を明記して提出される書類のことです。