2011.04.26

派遣先企業に最も理解して欲しいことは“派遣社員は部下ではない”

◆「派遣社員は部下ではない」

　派遣先企業へ派遣された社員は、おしなべて当該部署に配属された組織の中に組み込まれます。それが“派遣法違反”の第一歩に繋がってしまうのです。派遣社員は、“派遣契約で決められた業務”に従事する為に派遣されているのです。つまり、彼等の業務は、契約で決められた業務なのです。これが“部下ではない”という一番の要因なのです。また、組織に入れば、正社員と同等に“業務外の業務”に従事させられることが問題になるのです。くどいようですが、「派遣社員は部下ではない」ということを、派遣先企業自体がきちんと承知しておくことが肝要なのです。

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