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2011.06.27

派遣社員を組織に入れると“派遣法違反”に問われる可能性は増大する

◆組織配属が難しい「政令業務の派遣社員」

 派遣先企業に派遣社員を受け入れられると、その大半は「人事や総務、経理や庶務」等の既存部署に普通に配属されます。しかし、その配属が、“派遣法違反”を生み出す確率を増大させているのです。組織に配属された派遣社員の特別扱いが敬遠され、社員と同様に、が意識されているのです。“社員と同様”というのは、当該部署での業務を、派遣社員を含めた皆で対応することになるからです。“社員と同様”という、言わば、“派遣社員への思いやり”が、派遣法違反を生む確率を高める要因になっていることを、十分理解しておいていただきたいと思います。

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