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2013.01.31

柔道女子日本の体罰(暴力・暴言・パワハラ)問題で明らかになった“全日本柔道連盟の体質”は教育委員会と同じ

◆“隠蔽が美学”から「隠蔽は犯罪」に変わる時

 最近の社会問題は、表面化した時点で同じ光景を見せられています。柔道女子日本代表監督・コーチ陣と全日本柔道連盟は、体罰やいじめ問題に悩む学校や教育委員会と全く同次元の社会問題を発生させているからです。その根本的要因は、“隠蔽”に他ありません。「把握していない」や「報告がない」等を言い訳として、“形式的なヒアリング”の実施にとどまった上、現監督の続投を決めていた(2012/11月)に過ぎません。その根底には、“組織を守る、そして自分を守る”という姑息な手段が、まさに“隠蔽”に直結しているのです。日本最悪の文化である“隠蔽”は、世界では通用しないのです。そして、改めて“隠蔽という文化”から決別して欲しいものです。