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2011.02.01

プロ野球の年俸に鑑みる“日本経済の縮図”

◆プロ野球年俸は日本経済の縮図

 日本のプロ野球界と日本経済は同様の問題を抱えています。プロ野球の1軍である程度活躍しても、入団5年未満選手の年俸は大半が1億円未満です。そして、長期契約した選手は半数がベンチを温めていたり、2軍に在籍しているのです。つまり、若手選手の間は「ある程度成績を残してから」等と言われ、年俸を押さえられているのです。これは、経済界において新卒者や若手が第一線で成果を挙げても同様です。更に、「過去の実績」で高年俸の選手が存在するプロ野球界と同様、企業の一部の職員にも、過去の実績や年功序列で高給な職員が在籍しています。今後のプロ野球界は、入団時の契約金や高額な年俸額を追求することから撤退し、選手個々の成績に合致した成果主義の導入が不可欠と考えます。プロ野球界こそ実績に伴う成果主義であるべきなのです。