2009.12.25

人材ビジネス業界の分岐点　“特定派遣”か“請負”の二者択一

◆“決断”を迫られる人材派遣会社

　厚生労働大臣の記者会見（12/17）で、今後の労働者派遣事業は“特定派遣”か“請負”かの選択を迫られています。しかしながら“特定派遣”の選択は自ずと「常用雇用者」の選択へと繋がり、将来的に大きなリスクを背負うことになるのは誰もが理解できる話です。また、特定派遣に合う業種となれば、派遣労働者の年齢が上がっても、生産性がアップする業種に限られてきます。派遣労働者の加齢に伴って生産性がダウンする業界の特定派遣では、どこかで歪みが出るのは、同様に誰もが理解できると思います。

◆登録型派遣は“請負化”以外の道は無い

　では、一般の登録型派遣の業態はどうかと言えば、職種により多少の差はありますが、経験を求められる業態ではありません。従って、これまで専門性が低い業態が多かったことも事実として理解しておくべきです。つまり、特定派遣には馴染まないということです。残された選択肢は“請負化”しか無い、と一刻も早く認識して舵を切るべきです。
【ご案内】
★【請負化推進セミナー】開催のご案内（2010年）
　◆１月１３日（水）13：30～15：30　名古屋（会場）
　◆１月２０日（水）13：30～15：30　東　京（会場）
　◆１月２６日（火）13：30～15：30　大　阪（会場）
　※詳細情報は下記ＵＲＬをご覧ください。
　　http://www.os-g.co.jp/seminar/　
　※セミナーのお申込みは、下記ＵＲＬよりお願い致します。
　　http://www.os-g.co.jp/seminar/seminar_1001.pdf