2013.11.03
名古屋市内の主要観光施設等の「入込客数ベスト10」
◆名古屋市内の主要な観光施設等の「入込客延べ人数:約5,451万人」
名古屋市は、《観光行政の推進に資する基礎資料を得ることを目的》に、毎年度、『名古屋市観光客・宿泊客動向調査』を実施して公表しています。それによると、《平成24年度の名古屋市内の観光入込客延べ人数は約5,451万人であり、平成23年度と比較して約36万人減少(対前年度比率99.3%)した》との結果です。
◆トップは「熱田神宮」
当該調査結果(「平成24年度-概要版-:平成25年10月」)から、名古屋市内の主要観光施設の「入込客数のベスト10」を挙げると、下表のとおりとなりましたのでご覧ください。読者の皆様は、すべてご存じの施設ですか?
第1位は「熱田神宮」で、平成24年度の直近5年間の「入込客数」は毎年微増で安定しています。やはり、今年、国民が注目した伊勢神宮の「式年遷宮」の最終年に臨み、過日、「遷御の儀」がしめやかに執り行われた影響が大きかったせいか、第2位の約3倍以上と大きな開きがあります。また、「名古屋市科学館」と「リニア・鉄道館」の対前年比率が減少した主な要因について、名古屋市は、前者はプラネタリウムのリニューアル(平成23年3月)後、そして、後者は新規開館(平成23年3月)後のそれぞれ入込客が落ち着いてきたこと等と分析しています。今後、注目されるのは「リニア・鉄道館」で、2027年の「リニア中央新幹線」が工事の進捗と共に話題に上れば、再び「入込客数」は増加するものと期待しています。
◆名古屋市内の主要観光施設の「入込客数ベスト10」
以下、「 №、観光施設名、2012年度入込客数(人)、対前年比率(%) 」の順に掲載。
(1)熱田神宮 6,773,935 101
(2)東山動植物園 2,079,896 103
(3)名古屋港水族館 1,990,050 111
(4)名古屋城 1,472,305 104
(5)名古屋市科学館 1,303,372 85
(6)農業文化園・戸田川緑地 1,281,235 115
(7)愛知県美術館 795,538 112
(8)リニア・鉄道館 679,272 64
(9)名古屋市農業センター 629,486 103
(10)シートレインランド 619,387 102
【資料】名古屋市市民経済局公表資料。
【ご参照】
●ブログ記事(2013/9/30日付)
:『★超電導リニアのシミュレーター疑似体験で“最速505㎞/hを体感”できる「リニア・鉄道館」』。
URL http://www.jsbb.jp/st/25231/
●ブログ記事(2013/7/6日付)
:『★2027年「リニア中央新幹線」先行開業!名古屋の中心市街地は“面開発で賑わいある街づくり”を』。
URL http://www.jsbb.jp/st/24168/