2018.05.18
2018年「安全衛生優良企業公表制度」の認定企業を訪ねて 厚生労働省
◆認定企業は「35社」
この度、厚生労働省は、『安全衛生優良企業公表制度(2015年6月創設)』に基づく認定企業における社員の安全確保や健康増進に関する報告書を公表(5/17)しました。これは、わが国において人口減少・高齢社会に移行し、生産年齢人口の減少が見込まれ、社員の職場環境の改善や整備が経営上の重要な課題になっているからです。そして、今後、厚生労働省は、現在の認定企業「35社(2018年4月末現在)」のうち、「認定企業5社」について、安全や健康に関する課題解決型の先駆的な取組事例や成果を調査し、参考情報を提供するとの方針です。詳細は、下記URLをご参照ください。
【安全衛生優良認定企業における「社員の安全と健康を守る」取組の事例】
1.リスクアセスメントの推進
災害データ分析に基づく安全3H活動、月例職場安全ミーティング(安全ワイガヤ)等。
2.安全パトロールのマンネリ化や形骸化の防止、社員の安全意識の改革
巡回重点テーマ設定、危険体感ルーム設置、社員からの安全衛生改善提案の積極的な採用等。
3.社員の健康増進サポートの推進
地元大学や県立病院と連携した独自の健康支援プログラム実施、フットサル等のスポーツ推奨等。
【ご参照】
◆『「社員の安全と健康が、企業の評価を上げる。-安全衛生優良企業公表制度の認定企業を訪ねて-」を公表します』厚生労働省
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000206159.html
Category:その他