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2021.05.14

「トライアル雇用助成金」に「新型コロナウイルス感染症対応(短時間)トライアルコース」を創設

 厚生労働省は、常用雇用への移行を目的に、一定期間、試行雇用する事業主を支援する「トライアル雇用助成金」に、「新型コロナウイルス感染症対応トライアルコース」及び「新型コロナウイルス感染症対応短時間トライアルコース」を創設しました。
 この助成金は従来、仕事のブランクがある方など安定した職業への就職のハードルが高い方を試行雇用した場合に支給していますが、宿泊・飲食サービス業をはじめとして新型コロナウイルス感染症の経済に与える影響により離職する方も増えていることから、離職期間が3か月を超え、これまで経験のない職業に就くことを希望する求職者も対象者となりました。
 この助成金は、ハローワークなどの紹介により、原則3か月間試行雇用する事業主に対して月額最大4万円を助成するものです。
 試行雇用を経て常用雇用へ移行すること(トライアル雇用)のメリットとしては、仕事の適性や業務遂行能力を見極める時間があることによって、事業主と労働者との間でミスマッチを防ぐ効果が期待できることがあげられ、今回の新コース開設により、求人の幅が広がることで未経験職種への応募をためらっていた求職者からの求人応募が期待されます。
 助成金の受給には、各種要件があるほか、事前にトライアル雇用求人を提出していただく必要がありますので、人手不足にお悩みの事業主の方は、まずは最寄りのハローワークまたは労働局へご相談の上、ご活用ください。

【詳細はこちら】
 新型コロナウイルス感染症対応トライアルコース・新型コロナウイルス感染症対
 応短時間トライアルコース 
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