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2014.07.09

★目指すは“花金”復活!?名古屋市営地下鉄が“終電延長”を開始しました!

◆“日本一遅い時間に走る地下鉄”

 ご当地、名古屋の話題で恐縮です。さて、この度、名古屋市営地下鉄は、市街地中心部に繋がる「東山線」において、“最終電車の発車時刻延長(45分間)”を、先週の7月4日(金)から開始しました。そのネーミングは、“Midnight Train「きんトレ101」”で、“きん(金曜日)トレ(最終電車)、午前1:01発(同線「栄」駅)”を意味しているものと解しました。これにより、最も遅い到着時刻は「午前1:15着(同線「星ケ丘」駅)」となり、《東京都営地下鉄大江戸線を抜き、日本一遅い時間に走る地下鉄》になったとの報道です。

◆経済効果は「10億円」

 終電延長の実施日は、「毎週金曜日」と「祝日の前日」に限定されており、その目的は、《街の賑わいづくりや地域経済の活性化につなげるため(名古屋市交通局)》とのこと。すでに各駅には案内の「カラーポスター」が何枚も掲示され、まさに“金曜日は、みんなで飲みに行け!”と言わんばかり(筆者の主観?)です。これは、かつての“花金”【※】を彷彿させるものかもしれません。河村たかし名古屋市長によれば、《「夜が早いといわれる名古屋の街が変わるきっかけにしたい。延長運行はそのための貴重な第一歩だ。街で一杯飲んで、遅くまで遊んでほしい」》との趣旨で、実際、終電に乗車している河村市長をTV報道で視聴した次第です。その経済効果たるや、何と「10億円」との試算(三菱UFJリサーチ&コンサルティング:シニアエコノミスト 内田俊宏氏)です。さて、それでは、みんなで“花金”を懐かしみ、名古屋経済活性化のため?に飲みに行きましょうか!「アベノミクス」の一助となるかナ・・?
【※】「花金」とは(出所:日本語俗語辞書)
 金曜日の夜に遊ぶこと。花金とは「花の金曜日」の略で、金曜日の晩に遊んで(飲み歩いて)楽しむことを意味する。これは週休二日制の導入により、土曜休日の企業が増えたことで、休日前の金曜の晩は遊びまわる風潮が出来たことから生まれた言葉である。ただし、バブル時代が終わるとともにサラリーマンにこうしたゆとりがなくなり、花金も死語となっていく。

【ご参照】

◆『地下鉄東山線における最終電車の時刻延長について(名古屋市交通局)』
 URL http://www.kotsu.city.nagoya.jp/info/2007/008405.html

【ご参考】

●ブログ記事(2013/2/18日付)
 :『★“SL”が名古屋市街地を実験走行した!』。
  URL http://www.jsbb.jp/st/21803/
●ブログ記事(2014/2/22日付)
 :『★名古屋駅前再開発事業&リニア中央新幹線開業で“サスティナブルな街づくり”を期待』。
  URL http://www.jsbb.jp/st/26506/
※蛇足ながら、筆者は“鉄ちゃん(電車マニア)”では毛頭ありませんので、念の為。