2012.02.14
《提言》文部科学省や教育委員会は小中学生にも職業体験をさせるべきでは
◆小中学生に求められる就業体験
ようやく大学で“キャリア教育の義務化”が認められました。しかし、本当にそれが求められるのは、“小中学生の就業体験”ではないでしょうか。
◆地場産業の育成と就業体験
今、全国各地方の地場産業(伝統産業)が消滅しつつあります。その背景には、「後継者不足」があるのです。地場産業を伝統産業として継続していくには、小中学生を対象とし、地元にはこのような産業が存在しているということを、日常教育を通して実践していくことが肝要と思われます。その実現が、ひいては地場産業や伝統産業の継承に繋がるものと考えます。でなければ、地場産業や伝統産業の崩壊は、地方自体の崩壊に繋がってしまうからです。小中学生の間に、地場産業や伝統産業の魅力を発見させることは、“重要な教育”になると確信しています。
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