2012.08.03
新たな差別は「日雇派遣で働くことを拒否された“貧困世帯”」
◆新たな差別は「日雇派遣で働けない“貧困世帯”」
平成24年(2012年)の「派遣法改正」で「日雇派遣の原則禁止」が規定されました。しかしながら、例外規定(政令)として、世帯収入500万円以上は除外されたのです。これは、まさに政府や厚生労働省が“新たに生み出した差別”と言えます。全面禁止なら誰もが納得するのですが、言わば富裕層に限定して日雇派遣を認めるのは、「差別」以外の何ものでもありません。政府や厚生労働省には、“新種の差別”を解消していただきたいものです。
Category:労働者派遣法