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2012.11.19

2012年の派遣法改正(改正労働者派遣法)による「政令26業務」に関わる付随の消滅は人材派遣業界を揺るがすか?

◆人材派遣業界を揺るがしている「政令」改正

 平成24年(2012年)10月施行の『改正労働者派遣法』に伴い、政令も改正されました。しかし、改正政令を確認すると、「政令26業務」から“付随”の文言が消えているのです。これまで人材派遣業界は、付随の文言により「政令26業務」による派遣を選択できたのです。しかしながら、付随が消滅した時点で、派遣先企業や派遣元企業(人材派遣会社)は、躊躇することになるのです。なぜなら、従前の『専門26業務派遣適正化プラン』のように、厚労省の見解ひとつで違法と見なされ、「行政指導」や「行政処分」に繋がってしまうからです。厚生労働省には、「付随」に関する見解ではなく、「政令」で明確にしていただきたいのです。