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2013.01.26

マスコミや学校はいじめや万引きを含めた「青少年用語」から決別すべき

◆マスコミや学校が変貌すべきでは

 マスコミや学校自体の体質が根本から変わらなければ、「青少年問題」は一向に解決しないのではないでしょうか?まずは、いじめを批判しているマスコミが、「いじめ」や「万引き」という言葉の扱いを改めるべきではないでしょうか。即ち、身体的暴力がなされているのを単に“いじめ”と捉えたりする等、報道機関や学校が平然と使用していることに問題があるのではないかという指摘です。こうした捉え方の姿勢が、青少年に関わる「社会問題」を軽くしている要因のひとつと言えるのではないでしょうか。いじめは「傷害」に、万引きは「窃盗」へと、法律的表現に変えて現実が正しく捉えられれば、いじめや万引きとして軽く扱われたり、放置されたりしないで済むのではないかという主張です。青少年に関わるこれらの問題に対し、大人社会が軽くあしらっていては、事態が悪化して大きな社会問題として顕在化しない限り、青少年問題はいつまでも根を張ることになるのです。先ずは、大人社会がそれらの言葉を変えて、現実を直視していく必要があると考えます。