2013.02.27

“製造業の請負化”に際し必ず言われる「管理者無しでも大丈夫ですか？」では請負は不可能

◆作業者だけでは「請負」にならない

　製造業の請負で最も重要なポイントは、“安全管理”です。安全管理ができない会社に、請負を語る資格はありません。自らの請負現場の労働者の安全管理ができて、初めて「請負」と言えるのです。また、管理者も然り。業務にもよりますが、「管理者が作業に従事していて、他の労働者の安全管理ができるのか？」なのです。安全管理のみならず、業務管理もできる訳がないのです。「請負」と言って、単純に業務を請け負える訳ではないのです。自らの労働者の安全管理を整備して初めて「請負」に臨めるのです。