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2013.03.08

人材確保に関し「派遣か、契約社員か、請負か」を最適活用することが企業に求められている

◆間違った活用が先の問題に

 企業における外部人材活用について、「派遣しか使わない」、「契約社員しか使わない」、「請負しか使わない」等と、自社方針を決めている企業を多く見受けます。ただ、こうした企業は“労務トラブル”を起こし易いという実態があります。なぜなら、それは「派遣、契約社員、請負をどう活用すべきか」をきちんと理解していないからです。例えば、「派遣」は短期・一時的業務(終期が明確)に活用すべきところ、長期活用してトラブルに至っているのです。本来的に、派遣は長期的活用には向いていないのです。では、「請負」はどうかと言うと、短期的業務には向いていないのです。「請負」を短期活用する企業もトラブルを起こし易いのです。「請負」は、長期的なローコスト化(コストダウン)に活用すべきだからです。では、「契約社員」はどうかと言えば、「派遣」や「請負」のような間接雇用とは異なり、企業として徹底的にルール化する必要があり、「労務管理」に自信を持てない企業は活用すべきではないのです。と言うのも、「直接雇用」では逃げ道が無いからに他なりません。「直接雇用」は、企業にとって最大のリスクになることを理解していただきたいのです。