2014.04.18
人材派遣会社において派遣労働者に対する「派遣料金額の明示」は進んでいない
◆「派遣料金額の明示」が進まない
2012年に改正施行された現行『労働者派遣法』で義務化されたにも関わらず、派遣契約に係る派遣労働者に対して、「派遣料金額の明示」が進んでいないのが現実です。また、一方で問題なのは、派遣労働者自身が「派遣料金額の明示」について知識が無いというせいもあるのです。つまり、派遣労働者から要求がない限り、派遣元事業主は“ダンマリ”の姿勢を決め込んでいるのです。厚生労働省(労働局)には、「派遣料金額の明示」の義務に関し、派遣労働者に対しての告知も「重要な指導ポイント」であることを、改めて認識していただきたいと考えます。
Category:労働者派遣法