2014.04.30
人材ビジネスに求められる“価格から価値への転換”
◆人材ビジネスに求められるクオリティ
企業は、目先の「低価格」から目線を変え、“価値とは何か”を真剣に考えていただきたいのです。非正規労働者である契約社員や派遣社員を低価格で利用しても、「安かろう、悪かろう」では労働者の不満しか残らず、生産性とは無縁なのです。なぜなら、時間で管理されている労働者が生産性を上げても、自らの労働時間が減少するだけで、意味がないからです。一方、成果型である「請負」は、生産性を上げることにより利益を得ているのです。アベノミクスでは、成果型の労働を求めています。まさに「請負」は、労働改革を待たずして成果型を実現できるのです。人材ビジネス業界は、低価格路線ではなく、“クオリティの追求”に専念していただきたいと考えます。
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