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2014.07.10

★“鉄道係員に対する暴力防止”をポスターでPR!日本民営鉄道協会

◆“暴力は犯罪”のポスターを大量掲示!

 この度、一般社団法人日本民営鉄道協会の加盟会社(計:64社)と、JR5社、公営交通5局(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)、民鉄協加盟外会社5社の「総計79社局」が、7月11日(金)から2ケ月間に亘って、“暴力は犯罪”というダイレクトなメッセージのポスターを駅構内(約7,400枚)及び列車内(約59,000枚)に掲示しますので、皆様も通勤・通学時等に目にされることでしょう。

◆「鉄道係員に対する暴力行為多発」の現状認識を

 この「ポスター」掲示の背景には、(1)駅や列車内におけるお客様同士のトラブルや、(2)鉄道係員に対する暴力行為が多発している昨今の状況を鑑み、当該「ポスター」が制作(後援:警察庁・国土交通省)されたという経緯です。とりわけ後者(2)については、マスコミ報道でご承知のとおりです。そこで、(2)に係る「調査結果の要点」を下記にまとめましたので、どうぞご参考にしてください。当該調査結果によると、要注意条件は、「7月の週末、飲酒を伴った22時以降、60代以上の方の改札出入り時」ということになりますが、年齢を問わず、どなたもご留意を。

◆平成25年度『鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について(全国計:29社局)』の集計結果より

【発生件数】⇒ 760件(対前年比:92%。対ピークH23年度比:83%)
【暴力行為の発生状況】
 ・月別のピーク⇒ 「7月(81件)」
 ・曜日別のピーク⇒ 「土曜日(H23~H25年度計)」
 ・時間帯別のピーク⇒ 「22時以降(H23~H25年度とも同じ)」
 ・加害者の飲酒の有無⇒ 「飲酒あり(57.1%)」
 ・加害者年齢⇒ (1)「60代以上(23.4%)」、(2)「50代(20.0%)」
 ・発生場所⇒ (1)「改札(39.7%)」、(2)「ホーム(30.3%)」

【ご参照】

●ブログ記事(2014/7/9日付)
 :『目指すは“花金”復活!?名古屋市営地下鉄が“終電延長”を開始しました!』。
  URL http://www.jsbb.jp/st/27965/
●ブログ記事(2013/2/18日付)
:『★“SL”が名古屋市街地を実験走行した!』。
  URL http://www.jsbb.jp/st/21803/
●ブログ記事(2014/2/22日付)
 :『★名古屋駅前再開発事業&リニア中央新幹線開業で“サスティナブルな街づくり”を期待』。
  URL http://www.jsbb.jp/st/26506/
※蛇足ながら、筆者は“鉄ちゃん(電車マニア)”では毛頭ありませんので、念の為。