2016.10.14
2016年 厚生労働省は『平成27年 労働安全衛生調査(実態調査)』結果を公表しました
平成27年の「労働安全衛生調査」は、「第12次労働災害防止計画」の重点施策を中心に、事業所が行っている労働災害防止活動及び安全衛生教育の実施状況等の実態並びにそこで働く労働者の労働災害防止等に対する意識についての調査です。調査結果の概要は、下記のとおりです。詳細は、下記URLをご参照ください。
◆【事業所調査】
1)リスクアセスメントを実施している事業所の割合は47.5%(平成25 年調査53.1%)その内、作業に用いる化学物質の危険性・有害性に関する事項についてリスクアセスメントを実施している事業所の割合は27.5%(平成25年調査15.4%)
2)メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は59.7%(平成25年調査60.7%)
3)派遣労働者を安全衛生活動に参加させている事業所の割合は76.4%、正社員以外労働者(派遣労働者を除く)は76.3%(正社員は81.2%)
4)受動喫煙防止対策に取り組んでいる事業所の割合は87.6%(平成25年調査85.6%)
◆【労働者調査】
1)安全衛生活動に参加した労働者の割合は72.8%、正社員は77.5%、契約社員は64.2%、パートタイム労働者は53.0%、臨時・日雇労働者は70.6%、派遣労働者は80.9%
2)現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者は55.7%(平成25 年調査52.3%)
3)職場で他の人のたばこの煙を吸引すること(受動喫煙)がある労働者は32.8%
【ご参照】
◆『平成27年 労働安全衛生調査(実態調査)』厚生労働省
URL http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/h27-46-50.html