2018.04.09
2018年『働き方改革関連法案』が閣議決定(4月6日付)、国会に提出されました
◆国会審議はいつになるか?
先日、ようやく『働き方改革関連法案』が閣議決定(4/6日付)後、国会に提出されました。当該『関連法案』は、『労働基準法』はじめ、『労働契約法』等、8本の法律改正案で構成されています。「高度プロフェショナル制度」導入の他、「同一労働同一賃金」の実現に向けた法案等が盛り込まれています。「同一労働同一賃金」の実現に向けては、正社員とパートや契約社員等、“非正規労働者間における格差是正”を目的に、企業に対して「不合理な待遇差を禁止する」他、待遇差が出る場合は、「理由の詳細等を非正規労働者に説明する」ことを義務づけています。尚、ご承知のとおり、「裁量労働制」に関しては、当該『法案』から全面削除されました。今国会は「イラク日報問題」や「森友問題」で紛糾していますが、今後も『働き方改革関連法案』の行方に刮目していきましょう。
【ご参照】
◆働き方改革関連法案 閣議決定(2018/4/6日付:NHK NEWSWEB)
URL https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180406/k10011392761000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_002
●ブログ記事(2018/3/1日付)
:『「裁量労働」は見送られても審議入りする「同一労働同一賃金」 2018年』
URL http://jsbb.jp/news/cate01/41429