2010.12.06
「IT業界」の摩訶不思議な“請負の多重構造”
◆コンプライアンスを知らない「IT業界」
「IT業界」の多重構造は余りにも有名な話ですが、「派遣法」や「労働者供給」から見れば“派遣法違反”の巣窟と言えます。
◆日常化している“ピンハネ体質”
とかく「IT業界」は建築業と比較されます。発注主から受注した1社の業務を複数の企業で当該業務を完成させる点から、建築業界と比較されるようになってきたという経緯があります。
しかしながら、「IT業界」においは、書類上のみの受発注業者が存在するのです。例えば、A社が開発業務を請負い、その下でB社が請負うケースがあるのですが、B社は業務管理をすることなく、B社と同一業務をC社に丸投げして“ピンハネ”するという方式です。そして、業務はA社及びC社によって遂行されていくのです。詰まるところ、B社の請負参加は“契約書”と“請求行為”だけなのです。こうしたが現実が、“二重派遣”に抵触する可能性を高くする要因となるのです。「派遣先」の責任や「請負」を正しく理解していただきたいものです。
★『請負化推進セミナー』開催のご案内
【開催日・会場】
◆12月14日(火)【東 京】
・本日(12/3)締切らせていただきました。
◆12月15日(水)【名古屋】
「名古屋プライムセントラルタワー」
(名古屋駅より徒歩約5分)
◆12月17日(金)【大 阪】
「新大阪トラストタワー」
(大阪駅より徒歩約5分)
【詳細内容・お申込み】
●詳細は、
URL http://www.os-g.co.jp/seminar/
●お申込みは、
URL http://www.os-g.co.jp/seminar/seminar_1012.pdf
Category:請負