2011.01.11

ＩＴ業界の違法行為　「委託契約社員」の実態とは

◆ＩＴ業界の実態は

　ＩＴ業界には“ブラックボックス化”した一面が残されています。それは、“委託社員”と呼ばれている“個人外注”の人達の存在です。発注者が「個人外注者」に直接委託してれば問題無いのですが、現実は「請負会社」ならまだしも、“派遣会社”に混在して派遣されていることが問題なのです。派遣会社と“委託契約”を結び、派遣先企業へ“派遣社員”として派遣されているのです。その上、派遣会社同士での貸借も伴っています。派遣先企業は「ＩＴ業界の派遣社員は大丈夫」等と認識していては、“違法派遣”に巻き込まれる可能性があることを理解していただきたいものです。