2011.05.12

「政令２６業務」の“長期派遣”が“派遣法違反”を生み出す

◆「長期派遣」が派遣法違反の要因に

　派遣受入期間に定めのない「政令２６業務（専門26業務）」ほど、“労働者派遣法違反”を犯す確率が高いのです。正社員は人事異動で定期異動しますが、派遣社員に人事異動はありません。従って、派遣社員が属する当該部署においては、一番のキャリアになっているのです。その為、あらゆる業務において、当該派遣社員を当てにする構図ができ上がってしまうのです。そして、キャリアが長い為に、正社員は当該派遣社員に何でも依頼してしまうことになるのです。しかしながら、派遣社員はあくまでも派遣社員であり、「なぜ派遣社員の私がそこまで・・」等の不満から、派遣法違反に陥ってしまう要因になっているのです。

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