2015.01.13

「公益社団法人 全国求人情報協会」は「ハローワーク」に準じ「ブラック企業」の求人について掲載拒否を打ち出すべきでは？

◆求人企業にも求められる「ブラック企業対策」

　厚生労働省は、2015年「若者雇用対策法案」を次期「通常国会（26日召集）」に提出し、所謂「ブラック企業」の求人は、ハローワークでの受付を拒否する方針(1/9)です。それに伴い、業界団体である「全国求人情報協会」も、それに準じた方針を打ち出すべきではないでしょうか。ハローワークに準じなければ、全国求人情報協会自体が“ブラック企業応援企業”と誤解され、求人媒体としての信用・信頼を喪失することになるのです。求人業界としては、人材が定着しないブラック企業は、恐らく「ドル箱」なのかもしれません。しかし、求人業界はそれを乗り越え、“求職者の信頼”を勝ち取らなければならないのではないでしょうか。

【ご参照】

（2015/1/11日付：朝日新聞）
◆ブラック企業の求人は拒否　若者雇用対策法案まとまる
　URL　http://www.asahi.com/articles/ASH19538TH19ULFA017.html
◆「若者応援企業」宣言事業
　URL　http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jakunen/wakamono/wakamonoouen.html
◆公益社団法人 全国求人情報協会
　URL　 http://www.zenkyukyo.or.jp/index.php